乱視用のレンズは、近視(遠視)の度数、乱視の度数、乱視の軸(向き)の3つの数字の組み合わせで決まります。
例えば近視が―2.00D、乱視がー1.50D、軸が90°
などのようにレンズが決まります。近視の―2.00Dのレンズには、乱視がー0.75、ー1.00,ー1.25,ー1.50の4種類あり、さらにそれぞれに乱視の軸が45°、90°、135°、180°の4種類があると、4×4の16種類になります。一つのー2.00Dに対して16種類のレンズがあるということです。
通常の近視のレンズの16倍の種類のレンズを製造しなければならず、どうしても高くなってしまうのです。
なかなかすべてのレンズを在庫するのは難しいため、販売店でも取り寄せになることが多いです。