レンズの種類

【眼科医が説明】なぜ、乱視用のレンズは高いのですか?

2023年4月11日

本ページはプロモーションが含まれています

ranshitakai

乱視用のレンズは、近視(遠視)の度数、乱視の度数、乱視の軸(向き)の3つの数字の組み合わせで決まります。

例えば近視が―2.00D、乱視がー1.50D、軸が90°

などのようにレンズが決まります。近視の―2.00Dのレンズには、乱視がー0.75、ー1.00,ー1.25,ー1.50の4種類あり、さらにそれぞれに乱視の軸が45°、90°、135°、180°の4種類があると、4×4の16種類になります。一つのー2.00Dに対して16種類のレンズがあるということです。

通常の近視のレンズの16倍の種類のレンズを製造しなければならず、どうしても高くなってしまうのです。

なかなかすべてのレンズを在庫するのは難しいため、販売店でも取り寄せになることが多いです。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

コンタクトドクター

はじめまして。 コンタクトレンズ診療メインの眼科医をしております。 年間1万人以上の方のコンタクトやカラコンの処方を、かれこれ20年近く続けてきました。 このサイトに訪れる方すべてに対して、普通の眼科医以上にわかりやすく、できれば語りたがらない内容についても、赤裸々に情報を提供したいと思っております。

-レンズの種類
-, , , ,