生まれて初めてコンタクトレンズをする場合は、とても緊張すると思います。
眼科では、目の屈折異常といって近視や遠視、乱視といったピントの合う位置がどの程度ずれているかを機械によって測ります。特に痛い検査ではありません。眼科医は、現在の症状がないかを確認して、顕微鏡で目の表面の状態や、まぶたの裏側に炎症がないかを診察します。
次に、どのレンズにするかの相談を行い、レンズを決定し、実際に装用して見え方を確認します。この時に、レンズが目に張り付いていないかなど、適正な状態かを確認します。ごろごろする場合や、痛みを感じる時は、レンズの種類を変更します。レンズの度数を調整し、問題のない見え方になれば、検査は終了です。
その後、付け外しの練習を行い、1day以外のお手入れが必要なレンズは、お手入れの説明を受けます。そして、注意事項などの説明を受け終了です。
なかなか、色々なことをしなければならず、時間も30分以上かかりますので、診療終了時間近くに行くのは避けた方が無難です。クリニックによっては、予約が必要だったり、受付の時間制限がある場合もあります。
初めてのコンタクトレンズの検査は、私はコンタクトレンズ処方を多くしている、チェーン店の近くの眼科をおすすめします。スタッフはコンタクトレンズの装用練習や、説明に慣れていますので、スムーズに検査が進むと思います。また、このような眼科はレンズの種類も多いため、自分の目にあったレンズが見つかりやすいと思います。
診察料金は、3割負担でコンタクトレンズの診療が多い眼科は1000円前後、コンタクトレンズの少ない眼科は1400円前後です。